富山シティエフエム

平成27年度第58回番組審議会(合同開催)

 

1.開催日時

平成28218日(木)午後2時〜

 

2.開催場所

富山市安住町2‐14 北日本新聞社10階会議室

 

3.出席委員

委員総数6

出席委員6

出席委員の氏名(◎委員長、○副委員長)

◎中井 精一(富山大学教授)

○西野 政行(富山商工会議所中小企業支援部長)

田中 伸浩(富山市企画管理部広報課長)

藤本 孝子(富山大学准教授)

土肥 尚彦(北日本放送放送制作局報道制作部長)

林  洋一(富山青年会議所監事)

放送事業者側出席者

斉藤 寿 (    同    常務)

佐伯 欣宣(    同    取締役)

須摩 孝一(    同    放送・総務・営業部長)

岡本 勝之(    同    営業担当)

 

4.議題

 

@「朗読 北日本児童文学賞最優秀作品」(1229日)について

【番組概要】

北日本児童文学賞最優秀賞作品の朗読は2012年から放送しており、今回から優秀賞2編も加えた。取り上げたのは、最優秀賞のこうご仁子さん(千葉)「地下たびをはいたねこ」を朗読した編。朗読は水上啓子。

【委員の意見】

地下足袋をはいて飼い主の元を離れた猫が、人間社会で暮らし始める物語。さまざまな場面を、読み方を変えてうまく表現しており、大変聴きやすい。音源を学校など教育現場でも活用してもらうことを考えてはどうか。

 

A「ものしり富山学」(1121415日)について

【番組の概要】

県内の博物館、美術館など教育施設を訪ね、各館の展示や研究内容などを週替わりで紹介している。1月の第1、第2週は計10回にわたって富山県中央植物園を取り上げた。審議したのは、研究内容などのインタビューを紹介した回。担当は濱谷光。

【委員の意見】

施設スタッフがメディアに登場するのはあまり機会がない。貴重な研究内容の話を興味深く聞いた。情景描写やインタビューの技術が向上すれば、さらによい。リスナーの関心を引くような構成の工夫もほしい。

 

B「友井賢太郎のスイングしようぜ! 新春スペシャル」(11日)について

【番組の概要】

毎週土曜正午から放送している30分番組の正月特別版。通常は収録だが、毎年、お正月だけは生放送で1時間にわたり放送している。ジャズ・シンガーの松田あやこさんらを招き、お正月料理などについて、トークを繰り広げた。出演は友井賢太郎さん、アシスタントは西方沙里さん。

【委員の意見】

お正月らしい元気いっぱいの番組で楽しく聞いた。黒部市生地のお雑煮な話など、興味深い話もあった。半面、出演者だけで盛り上がっているようなきらいもあり、リスナーによっては評価が分かれたのではないか。

 

C「コミュネットとやま」925日、1023日、1120日、122日)について

【番組の概要】

富山県の協賛を受け、県内コミュニティFM4局が輪番で制作している同時放送番組。各局をISDN、IP回線で結んで放送している。内容は県広報と県内の観光情報などで、災害時などに同時生放送を行える体制を維持することも目的。担当は宮本聡美。

【委員の意見】

コミュニティFM局の連携は災害時などに大半役立つ。エリアを超えて同時放送ができる体制をつくっていることは大変貴重だ。今後ともこの体制を維持してほしい。

 

5.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

番組審議会終了後、全スタッフに審議委員の意見を伝えた。必要な情報をきちんと整理することで分かりやすい放送を心掛けることなどを申し合わせた。

 

6.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容方法及び年月日

平成28219()付北日本新聞朝刊に記事を掲載するとともに、富山シティエフエムホームページに審議内容を掲載した。

同日午前1140分から、自社の放送で審議内容を紹介した。

 

 

以上